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価格¥620
北風が吹き冬が到来した頃、瀬那と伊月は寝所をともにするようになった。だが、小さい頃に実母が失踪した過去のある瀬那には、“母”というものが分からない。もし子どもができたとしても、どう接していいのかが分からないのだ。そんな悩みを覚えていた瀬那は、外出先で妹の朝子と遭遇した。朝子は帝都で、行方不明だった瀬那の母親を見かけたと言う。一方、帝都では呪いを振りまき人々の命を奪う妖狐が出現していた。瀬那の父が経営する料亭“花むしろ”は、犯人隠匿の疑いをかけられて営業停止になってしまう。事件解決のため、伊月は帝都警察の邏卒、瀬那は邏卒がよく立ち寄るというカフェーの女給に扮して調査を開始するけれど……? シリーズ完結巻!
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出版社からのコメント
北風が吹き冬が到来した頃、瀬那と伊月は寝所をともにするようになった。だが、小さい頃に実母が失踪した過去のある瀬那には、“母”というものが分からない。もし子どもができたとしても、どう接していいのかが分からないのだ。そんな悩みを覚えていた瀬那は、外出先で妹の朝子と遭遇した。朝子は帝都で、行方不明だった瀬那の母親を見かけたと言う。一方、帝都では呪いを振りまき人々の命を奪う妖狐が出現していた。瀬那の父が経営する料亭“花むしろ”は、犯人隠匿の疑いをかけられて営業停止になってしまう。事件解決のため、伊月は帝都警察の邏卒、瀬那は邏卒がよく立ち寄るというカフェーの女給に扮して調査を開始するけれど……? シリーズ完結巻!